ピアノを習わせるということ③

2026年10月19日 10:26

人生、良い時とそうでない時がありますね。

特に私のように長く生きていますとそれはもう、様々な経験をさせていただきました。

音大へ進学したのは、中学校の音楽の先生になる為で、本当は地元の国立大学の教育学部が1番ですが学力が足りず、方向転換をして音大を目指しました。
高1から受験体制に入ったので間に合わないと言われ、それでも毎日3〜4時間練習して、受験本番は実力以上の演奏をしてしまって、ピアノ科に合格してしまいました。
本当は教育科が良かったのに。

本意でないとは言え大金星をあげてしまった音大生活は厳しいものでした。
意欲もみるみる落ち、多額の学費を払ってもらっている親にも申し訳ないし、教育の「人を伸ばす」面での大切さを身をもって体験しました。

そんな大学生活でしたので目標だった教員採用試験には受からず(倍率も物凄かったという言い訳をさせてください)ピアノ講師となりました。

私の中で妥協策でした。

でもその頃アシスタントとして就かせてもらった元音大教授の先生が「職業は2番目にやりたい事がいい」とおっしゃって下さり励みとなりました。
1番やりたい事は過信をしてしまい、2番目の仕事には謙虚に向きあえるからだそうです。

実体験として当てはまる気がします。


人生の波はいつどのようにやってくるかわからないモノで、私には多めの大波がやってきていると感じます。

ある時、悩みに悩んで占いの方に見ていただきました。

天職と言われました。
コレしか出来ないと笑

本当かな?とずっと疑問を持っていましたが、様々な経験を経た今、確信出来ます。


ピアノを習うということは、長くて十数年同じ先生に習います。
もちろん先生を変える事も上達につながります。

10年もレッスンさせてもらえるということは、その子の成長のほとんどを見させてもらえ、ピアノ講師冥利に尽きます。
とても幸せです。

小学校5年生頃からでしょうか。
お年頃になると、様々な悩みが出てきて、なかなか親御さんに相談できなかったりしますね。
私もそうでした。

そんな時、相談しやすいのがピアノの先生なんです。
1対1のレッスンの強みです。

大きな悩みを抱えながら勉強やピアノに取り組むより、時には悩みを聞いてもらってスッキリした方が頑張れるのです。

なんだかピアノの技術の向上のアドバイスは何もしていませんが、実は近道なんです。

私はピアノのテクニックを向上させる力は弱いかも知れませんが、生徒さんがピアノや音楽と健やかに関わっていけるサポートとなるレッスンができているのではないかと思います。

中学生って、勉強や部活だけで驚くほど忙しいのに、合唱の伴奏をしたい!と頑張る生徒が今年は7人もいたのですから。

占い師さんは、noteで記事を書く事も勧めて下さいました。
noteは少しハードルが高いので、こちらで発信させてもらいたいと、何年もかかってようやくその気になりました次第です。

子どもはゆっくり育ってほしいです。
大人だってマイペースですから。

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