大人の方で、「子供の頃ピアノを習っていたけれど楽譜は読めません」「ヘ音記号は読めません」という方がいます。
私の教室へ通ってもらうからには、譜読みが出来る様になってもらいたいと思っています。
音楽は楽譜が無くても奏でる事は出来ますが、読書と同じで、自分で読んで理解できた方がより世界が広がりますし、いつでも演奏出来るという利点があります。
また、自転車と同じで、期間を経ても身体は結構覚えているものです。
なので、日々のストレス解消に、子育てが終わって時間に余裕が出来た時などの楽しみの選択肢の1つとなるのではないでしょうか。
人生は楽しむべきなのですから。
先日、中学3年生がお引越しの為、退会されました。
他教室から移って来られて、さらにピアノや音楽が好きになってもらえ、高校でも吹奏楽を頑張りたいから受験も頑張るとの事でした。
お母様に「最高のプレゼントをされたと思います🎁」と伝えました。
ピアノを習う事はレッスン料を支払うだけでなく、送迎、家庭での練習の補助、暖かい見守りなど、親御さんにとって大変な面も多いです。
しかし、我が子が楽しそうに演奏する姿を見られる事、その音色は何物にも代え難い幸せをもらえます。
私はご両親への感謝の想いで、生徒さんには読譜力を身につけてもらいたいのです。
まずはト音記号ヘ音記号どちらもまんべんなく読めるようになってもらいますが、ただ、音が読めるだけでは譜読みとは言えません。
リズム、アーティキュレーション、強弱なと、記載されている全てを音楽にする、そこまで長い年月をかけてじっくりと伝えられたら、一生の宝となるのではと、日々レッスンしています。
その一助となっているのが「わかーるワーク」
書く事が得意な子でも苦手な子でも意欲的に取り組める良いテキストで、自然と楽譜の理解が深まります。